四十五代聖武天皇の勅願所として行基菩薩勅命を奉じ、天平6年(734)10月、七堂伽藍を創建し、薬師如来を本尊として奉じたことにより、青海山 薬師寺寶光院と称された。当時は中本山格として大いに隆昌を誇り、1,270年の歴史を歩む犬山市最古の真言宗寺院です。 |
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當山は四十五代聖武天皇の勅願所として天平六年十月、行基菩薩勅命を奉じ七堂伽藍を創建。 |
■本堂 |
■墓地 |
■葬儀 |
昔々の藥師寺が古い絵巻物 |
往古は寺家寺院十三坊あり、御朱印百石、境内四丁一反五畝、寺格中本山格として大いに壮観を極めた。 |
因みに当時創建時の伽藍は、金堂・護摩堂・開山堂・大日堂・聖天道・十三堂・鎮守堂・三重堂・経堂・鐘楼・仁王門・客殿・坊舎等であったが、久安5年(1149)火災に遭い、悉く灰塵に帰し、文治2年(1186)本堂再建以来、客殿・鎮守白山大権現本殿・護摩堂・稲荷堂・秋葉堂「明治元年甲9月(1764)出来町移転」が建立せられた。 |
本堂は再建以来元禄3年6月(1690)文政3年正月(1820)明治18年(1885)に瓦屋根に葺き替え、明治37年(1904)38年(1905)と修理を重ねたが、平成8年に位牌・納骨堂を併設した冷暖房完備の近代的本堂に建替えられた。 |
旧堂内西側に安置された聖天尊は延喜21年(921)時の住職晃惠上人が比叡山延暦寺に奉安の聖天(歓喜天)を歓請安置し奉ったものであり、「戸叩聖天」と称され、夫婦円満・ここぞという勝負事の勝運を呼び込む仏として、今も参拝が絶えない。 |
現在、本堂内左陣、仏室に安置さる。 |